川や海の汚れの約7割が生活排水によるものと言われていますが、浄水場では、そうした水に塩素などの殺菌作用のある人体に有害な物質を混ぜ、各家庭の蛇口へと配給しています。 そのまま金魚に与えてやると、死んでしまうのは誰でも知っている事実ですが、抵抗力のない赤ちゃんやお年寄りも同じだという事を意識している人は少ないようです。 川や海、湖などの水質を守るという事は、私達を守る事になるのです。
ピアはこうして生まれました
昭和40年代の後半、酪農など第一次産業の盛んな北海道では、技術革新が進み、機械化や自動化が始まりました。 乳牛の乳しぼりも例外ではなく、ミルカーと呼ばれる自動乳しぼり機が普及、大半をしめるようになりました。 ところが、ミルカーの利用の原乳1cc当たり400万個以上の菌が発見されるという大きな問題が発生、研究機関に依頼して調査した結果、ミルカーのパイプに残留した牛乳が乳石となり、菌を培養していることがわかりました。 このためパイプに残留した牛乳を洗浄するための洗剤が必要となりました。
- 口に入る可能性があるため安全性が高いこと
- 脂肪、タンパク質を分解し洗浄力が大きいこと
- 細いパイプなので泡が少ないこと
これらの条件は石油系洗剤では満たされないため、ミルカー専用洗剤が開発されました。 「ピア」の前身はこのミルカー専用剤。 天然ヤシ油脂肪酸誘導体を原料に、家庭用・業務用に改良し、粉末にした多目的洗剤「ピア」の安全性と洗浄力をお試しください。
3つの特徴
- 泡立ちが少なく、すすぎが簡単。濃縮タイプなので経済的です。
- 肌荒れ、カブレの原因となる蛍光剤や塩素苛性ソーダをふくまないので肌にやさしく、敏感肌の方も安心して使えます。
- リンを含まない天然ヤシ油脂肪酸誘導体配合なので微生物分解性が高く川や海・湖など自然の水質を守ります。
使用用途と使い方
ピアは粉末タイプの洗剤なので、水に溶かして使用する、もしくはクレンザーとして粉末のまま使用します。
ピアと水の割合は使用用途や落としたい汚れの程度によって適量が異なります。 下の使用用途と使い方の一覧を参考にして下さい。
また、ピアは温水の方が溶けやすい性質です。温水で溶かす、もしくは少量の温水で溶かしてから使用するほうがより効果的です。
4リットルのポリ容器の使用例 | 容器にピアを大スプーン20杯入れ、温水で1リットル位先に溶かし、後に水を入れてください。 この溶液を原液として、スプレー容器等に入れご利用ください。 |
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ペットボトル活用法 | 2リットルのペットボトル内にピアを10杯〜8杯入れ、温水であらかじめ溶かし、後に水を入れてご使用ください。 |
粉末だから経済的!!4リットルの洗剤が、1,000円以下でご利用いただけます。
台所関連 食器洗い、換気扇、レンジまわりなど
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水/500ml |
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(頑固な汚れ)
(通常の汚れ) |
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水/500ml |
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(頑固な汚れ)
(通常の汚れ) |
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30リットル水槽 |
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詳しい使い方など商品に添付してある使用上の注意をよく読みお使いください。
使用上の注意
- 希釈する際の注意事項
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希釈した際にすぐに上フタを閉めず2時間以上放置してください。
(酸素原子の働きにより容器を膨張する場合があります) - 容器を再利用する場合、必ず洗剤であることを明示し、誤飲事故が無いようご注意ください。 (特にペットボトルの再利用時には、ラベルを剥がし、お子様などの手の届かないところに保管ください)
- その他の注意事項
- 幼児のシャボン玉遊びやいたずらに注意し、手の届くところに置かないでください。
- 使用後は手をよく洗いクリーム等でのお手入れをお勧めします。
- 荒れ性の方や長時間お使いになる場合、また、洗剤をブラシにつけて洗う時は、炊事用手袋をご使用ください。
- 流水を用いて食器又は調理器具をすすぐ場合は、5秒間以上すすいでください。 また、ため水を用いてすすぐ場合は、ため水を替えて2回以上すすいでください。
- 商品に記載されている用途以外には使わないでください。
- 万一飲み込んだ場合は水を飲ませる処置をしてください。
- 温度、湿度の変化により結晶が一部変色する場合がありますが、製品としては異常ありません。
- 他社製品及び酸性洗剤と併用して使用しないで下さい。
- 使用に関して冷水に一度入れると固まる事もありますが、万一固まった場合でもお湯を注いでいただくと簡単に溶けます。
- 暖かい所で長時間保管すると酸素が発生して膨張しますが性能に問題はありません。
- 果物・野菜洗い、サンゴ、ベッコウ、真珠、象牙などの動植物系製品、ニス系の家具又は、銅・アルミニウムは表面に酸化皮膜を作りますので使用できません。
- 柄物は15℃以上のぬるま湯でつけ置き洗いをしないで下さい。
- 変色加工防止の物は変色しにくいです。
- 希釈の時に酸素を発生して容器が膨張する場合があります。